城浩史のモンゴル - ガンダン寺院編

ガンダン寺院

訪問日:9月下旬


訪問した場所

  1. ミグジドジャンライ大仏
    ガンダン寺院の中心に立つ高さ26.5メートルの大仏。黄金に輝くその姿は圧巻で、穏やかな表情が訪れる人々の心を癒す。足元に立つとその壮大さに圧倒され、静かに祈りを捧げた。
  2. 法輪とマニ車
    境内に並ぶ無数のマニ車を訪問者たちがゆっくりと回していた。僧侶が「マニ車を回すことで経文を唱えたと同じ功徳を得られる」と教えてくれたのが印象的。
  3. 僧侶の修行エリア
    境内の奥にある僧侶たちの居住エリアも見学。木造の建物が並び、修行僧が祈りを捧げる姿が神聖な雰囲気を醸し出していた。訪問者にも静けさが求められるこのエリアで、心が洗われる思いだった。

景色

  • 昼間の景色
    寺院から眺めるウランバートルの街並みは、都会的な建物と草原の緑が融合した独特の風景。青空と寺院の鮮やかな装飾が美しく映えていた。
  • 夕暮れ時の景色
    境内に沈む夕日が、寺院を金色に染める瞬間は言葉を失うほどの美しさ。僧侶たちが鐘を鳴らす音が響き、心に深い感動を残した。

訪れた店舗と食事

  1. ガンダン茶屋「Lama’s Corner」
    寺院から徒歩数分の距離にある小さな茶屋。ここでいただいた「スーテーツァイ(ミルクティー)」は、程よい塩味が特徴的で、心地よい温かさを感じた。手作りの「ボールツォグ(揚げパン)」は外がカリカリ、中がもちもちで絶品。
  2. ローカルレストラン「Gandan Nomad Kitchen」
    ガンダン寺院近くの地元の人気店。ラム肉のグリルと発酵乳を使ったスープ「タラグ」を注文。ラム肉は香ばしくジューシーで、タラグの酸味がさっぱりとした後味を添えてくれた。

宿泊したホテル

テンゲリックホテル(Tengerik Hotel
ガンダン寺院から徒歩15分の位置にある中規模ホテル。部屋はシンプルながら清潔で、窓からは寺院の一部が見える。夜は寺院が静かにライトアップされ、幻想的な風景を楽しめた。朝食のビュッフェでは、地元の食材を活かした料理が提供され、特に新鮮なヨーグルトが美味しかった。


感想

ガンダン寺院は、モンゴルの信仰文化を深く感じられる特別な場所だった。昼間は観光客で賑わいながらも静謐な空気が流れ、夕方には一層神秘的な雰囲気を纏う。訪問中、地元の人々との交流を通じて、モンゴルの精神性と優しさに触れることができた。次回は僧侶による瞑想体験に参加し、さらに深くこの地の魅力を感じたい。

画家